USJのQRコードの印刷の大きさ読み取れないと入場できないの?ダイレクトインに要注意!
- 2017年9月8日
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USJでチケットを購入したもののQRコードの管理にスマホだけでは不安な方、またスマホを持っていない場合は、しっかり印刷して管理したいところです。ところが実際に印刷してパークで利用しようとしたら、うまく読み取って貰えず入場口等で慌てるケースがあったりします。印刷時に心配なサイズの問題、また印刷時に起こしやすい失敗等、印刷の不安点を解消しましょう。
USJのQRコードの印刷時の注意点とは?間違えると入場できない?
まず、USJではQRコード表示をしたURLの画面をまるまるA4サイズで印刷することを勧めています。これには大きな理由として、
・スタッフが使うQRコードリーダーの読み取りに最適なサイズにされている。
・QRコード以外にも重要な情報が表示されている。
この2点から、USJが伝えている形で印刷しておくべきなのですが、しかしコンピュータに不慣れな方には、思ったように印刷出来ているのか不安になるかと思います。
実は印刷時に起こしやすい失敗があるのです。URLを開き印刷用のQRコードが表示されている画面を出した後、ブラウザー(インターネットを表示しているアプリケーション)の「印刷」機能を使うわけですが、印刷の前に必ず「プロパティ」を開きましょう。そしてその中に用紙サイズの設定があります。そこで必ず「A4」に設定してください。その上で印刷を行えば確実にA4「サイズ」の印刷が出来たということになります。
例えば、この設定がうまく行えていないと、セットした紙はA4。その紙を用いて印刷をしているのですが、プロパティではB5のままだったりしますと、印刷のサイズは一回り小さなB5になっていたりします。
紙はA4なのに、印刷された画像はB5の小さなもの
と、なったりしてしまうわけです。そうなるとちゃんと印刷出来て見えますが、USJの指定通りの印刷が実は出来ていなかったりしてしまうのです。
ただ、これが使えないのかといえば意外とそうでもなかったりします。QRコードには理想的なサイズというものがあります。この辺りの説明をUSJではごっそり省いて、「自社のフォーマットに従ってくれたら問題ない状態ですよ」という提示の仕方をしているのが「A4サイズでの印刷」といったことになっています。
では、理想的なサイズとは一体どういうものでしょうか?
USJのQRコードの大きさ印刷サイズはどのくらいがいいの?
理想的なQRサイズは1.5cm~2.0cm。最大4.0cmまで。
最近は極端に小さな1.0cm位のものがたまにありますが、QRコードはもう10年以上も前の技術です。使われ始めた頃に比べると、QRコードを読むQRコードリーダー(カメラ)の質が格段に良くなっており、大きさは思っているほど厳密に拘る必要はありません。
ここまでの話の流れから、QRコードのA4印刷がきちんと出来ているか心配な場合、
・印刷すべきURLの内容全てが印刷されている。
・QRコードが理想的なサイズである。
この2点が確保出来ていれば、印刷されたもののサイズに多少ミスがあっても問題なく使えるということになります。
USJのQRコードが読み取れないトラブル防止するためにはどうすればいいの?
QRコードは、コードの角を判断し、その中の白と黒の二色の模様をリーダー(読み取り機)が読み取っています。つまりリーダーに易しい印刷とは、なるべく白い紙にしっかりと黒い印刷が出来ることが大切です。
また小さすぎる印刷に加え、中の模様が滲んでいたりすると、どんどんと読み取り精度が下がっていきます。またしっかり印刷したいからといって、大きすぎるとリーダーのカメラ部分がうまくピントを合わせられなくて多すぎてもダメといったわけです。
理想的なサイズに、滲みにくい用紙にしっかりとした黒で印刷が大切です。そして白と黒を判断するとお伝え致しましたが、そうなると読み取り時の部分的な影やほころびも読み取りミスを起こしてしまいます。つまりQRコード部分は出来うる限り真っ平な状態、コード部分を折り曲げる等はなんとしても避けたいわけです。細かい折り目は、印刷部分をぼかしてしまったり、不要な細かい影を作ってしまいます。
※印刷がしっかり出来ているかスマホのQRコードリーダー(読み取り)アプリ等で確認してみたくなると思いますが、QRコードに書かれている情報は一般的なURLが表示されることに限った内容ではありません。ご自身で試してみても結果を見ることが出来ずエラー等が出てしまうでしょう。パークのクルーしか使えないものです。
ただ、これですと常に腫物に触るように印刷物を扱わないといけないのかと心配になってしまいますよね。
万が一、QRコードが読めなくなった場合、コードのそばに書かれている数字の羅列があります。このナンバーをもって、クルーの方が読めなかったQRコードの情報を調べてくれますのでご安心下さい。こういったこともある為USJではA4サイズにそのまま印刷したものを利用するようにと促しているわけです。決してQRコードのみを印刷して小さく利用しようとしないで下さい。印刷画面はすべて大切な情報となっています。
ただ毎回、ナンバーを確認してもらうことになるのも困りものです。出来る限り安全な保存を心がけましょう。そこで提案したいのが、
・ファイラーで管理すること
・そのファイラーの口をテープで補強し、水が入らないようにする。
※USJでは水に濡れるアトラクションやショーが割とあります。一般家庭で使われるインクジェットプリンターの印刷物はとことん水に弱いです。
透明の用紙を入れるビニール袋が付いたファイラーは100均等で手軽に手に入れることができますし、コスト的にも大した負担がないかと思われます。家族や友達同士、特にお子さんのチケット等、複数のチケットの管理を一つのファイラーにまとめるのもありですね。またQRコードの部分を折り曲げにくくなるのもメリットですね。
QRコード部分に折り目を付けず、必要な情報が全部見えるようにすれば、A4の用紙をうまく折り曲げて一回りも二回りも小さいファイラーで管理するのもよいでしょう。大切な部分のことを理解しておけば、より小さくうまく管理できるのではないでしょうか。そういった下準備をしている時間もまた楽しいかもしれませんね。
まとめ
QRコード印刷時のサイズのお話をさせていただきました。あまり神経質にならなくても大丈夫なのですが、安心を確保したいなら、USJの提示しているA4サイズでの印刷。そして理想的なサイズを知っておくと、多少のサイズミスも大丈夫です。そして余談ではありましたが、コード部分を傷つけないよう印刷後の管理、水対策もしっかり施しておきましょう。
下記の記事もぜひご覧ください。今回のお話とはまた違ったQRコードの疑問点の解消のお手伝いになれば幸いです。
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http://highimpactprogram.com/?p=1020