USJゲストサポートパスの発行ハリーポッターのアトラクションの対応について
- 2017年6月21日
この記事は3分で読めます
この記事の目次
USJの「ゲストサポートパス」をご存知でしょうか?ディズニーランドでも同様のサポートがあるのですが、USJにも身体障がい者、妊娠されている方や、療育手帳をお持ちの方等、長時間列に並ぶことが出来ない方に、アトラクション待ちの負担を緩和してくれるサービスがあります。
USJゲストサポートパスの発行場所は?サービス内容等や対象者について
パーク外から、入場ゲートに向かって左手にあります「ゲストサービスウインドウ(サービス窓口)」で発行してもらえます。またアトラクションの側におられるクルーの方に相談して発行してもらう事も出来るそうなのですが、専門性のある問題等のご相談がある場合等は、ゲストサービスウインドウでの発行が良いでしょう。パスの発行だけでなく、個別の案件にも対応してくださり、サポートとなりそうな別のサービス等も提案していただけます。
ゲストサービスウインドウは、唯一パーク外からやり取りが出来ますので、パークに入る前にパスの発行をお願いしたい場合にも便利な環境にあります。こちらではパス以外に「サポートシール」を貰う事が出来ます。このシールをご自身の何処か他者からみて分かり易い所に着けておくと、クルーの方が気付いて声掛けしてくださるようになりますので、ゲストサポートパスを利用したい場合にも良い橋渡しとなってくれます。
サポートシールは、聴覚障害の方用の専用タイプもあり、クルーがお客さんの耳が不自由であることを即座に判断して貰え、事情に合わせた対応をしてくださいます。
このパスを得る対象者の資格と言っては変ですが、条件は、「待ち列で長く並んで居られない身体的負担のある方」となります。障がいは勿論、妊婦の方や、ご高齢の方等、長く列に並ぶことに無理がある方の場合ですので、健常者向けのサービスではありません。
何か証明書が必要なのか?
特に必要ではありませんが、障がいや妊娠初期であったり、傷病が一目で分からない場合もあります。そういった方は証明になるものを持っておけば、ご自身がサポートを受ける上でも、円滑に心置きなく手続きし易いでしょう。
一体どんなサービスなのか?
アトラクションを予約することが出来ます。ただエクスプレスパスの様に優先的にアトラクションへ案内されるものではありません。あくまで自分の順番が来るまでの間、待ち列にいる必要がないだけのものです。待ち列に居るということにして、それを前提に対応してくれるサービスですので、あっちでもこっちでも予約なんてことは当然出来ません。常に予約できる数は1件となっています。
身体の不自由な方へのその他のサービスは?
他にも車椅子を¥500で借りることが出来たり、駐車場では障がい者手帳や、駐車禁止等除外標章等あれば、駐車場についても配慮してくださいます。ゲストサービスウインドウで聞く前に知って受けておきたいサポート内容だけ紹介致しましたが、他にもバリアフリー対策として色んなサービスがありますので、詳しくはゲストサービスウインドウで伺ってみましょう。
USJゲストサポートパスはハリーポッターエリアでも使える?
アトラクション自体は、問題なくゲストサポートパスでの対応をしてくださいますが、ハリーポッターエリアは、混んでいる時は整理券が必要ですよね。ゲストサポートパスのサービス内容は、アトラクションの待ち列の負担緩和ですので、エリアに入ることについては効力はありません。クルーによる事情を鑑みて多少の融通を利かせてくださることはありますが、むしろこのパスを利用する側が、どういったサービスなのかをしっかり理解し、うまく使って頂ける事が大切でしょう。
ハリーポッターエリア内のアトラクションについて、待ち列のある場合はゲストサポートパスの対象にはなるようです。あくまでアトラクション用で、エリア通過には使えません。
USJゲストサポートパスのアトラクションの対応状況について
非常に細かくなりますので、詳細は下記の公式サイトURLにてご確認していただけるのが良いかと思います。おおまかな話でいえば、妊娠時や、傷病によりにあまり揺さぶられるのは良くないとか、事情があってウイッグをしている場合は、万が一機械に挟まれたり、事故を誘発する場合がある等、自身の体調に関わる問題や、必要な持ち込むものにより事故の危険性、付き添いの人が付き添えない環境にあるアトラクション等、予測できる問題の対応の為に非常によく考えられていますが、個人の事情はそれぞれですので、アトラクションを楽しむ側として、どんなものが自分には無理であったり、合わないのかはしっかり把握しておかなくてはいけません。
あと、対象者だけでなく、付き添いの方が必要であることを覚えておきましょう。特に緊急時の避難が必要だったりした場合、クルーがその方だけを案内するわけにもいかないですので、ご自身のサポート役は大切です。
アトラクションご利用基準
https://www.usj.co.jp/serviceguide/safe/
あと、通常車いすをご利用の方には、周りが一目でみて事情を理解して貰えますが、療育手帳のあるお子さんや、障がいを負ったお子さんの中には、バギー(ベビーカー等)の方が都合がよかったりすることもあります。周りの理解や、クルーの対応、ご自身の為に、バギーにつける「認識タグ」を貰うことが出来ます。この認識タグは、バギーを車いすとして利用している旨を周りに伝えるものです。沢山の人がショーを見ている狭い場所等で、普通にバギーを利用しているとやはり誤解が生じることもありますし、クルーのサポートを受ける為にも是非サービスを利用させてもらいましょう。
認識タグはゲストサービスウインドウ以外にも、各アトラクション入口や、車イス・ベビーカーレンタルで貰えます。
まとめ
非常にデリケートな部分の話もあり、うまく伝えきれているかは心配ではありますが、これは優遇ではないということ。あくまで介助の一つで、皆さんが平等に楽しめる為へのサービスです。健常者の方にこそ理解してもらえると嬉しいサービスだと思います。
証明書が特に必要なわけでなく、長時間並ぶのが困難な人へ。となっている為、利用する側の誠実さが問われていると思っても良いんじゃないでしょうか。心無い人が自身の都合に便利に使われてはいけないものなのです。
サービスについて
https://www.usj.co.jp/serviceguide/barrier_free/service.html